育児

【離乳食】生後9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月の食材・調理のポイント

離乳食後期の目安は生後9ヶ月~11ヶ月頃です。離乳食が進んで1日3回食となり、大人と同じリズムで食事が食べられるようになってきます。しかし、食べさせて良いものは何か、いけないものは何かなやみますよね。

そこで今回は、私が参加してきた自治体主催の離乳食教室の内容をもとに、離乳食後期の食材や調理法のポイントなどをまとめてみました。

生後9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月 離乳食のポイント

食べる楽しさ・美味しさを感じる

離乳後期には、食べる楽しさや美味しさを感じさせることが重要です。色々な味や、舌触りを楽しめるように、食品の種類を増やしていきましょう。

味付けは、大人の1/4程度の薄味にし素材の味を活かします。歯茎でつぶせるくらい(バナナくらい)の固さに調理しましょう。

後期離乳のおすすめ食材
  • 野菜・・・食物繊維の多い野菜以外は、軟らかく煮ればほとんど食べることができます。
  • 魚・・・様子を見ながら、イワシ、サバ、サンマなどの青皮魚を増やしましょう。
  • 豆製品・・・加熱してからあげましょう。
  • 肉・・・豚・牛の赤身、レバーも使いましょう。
  • 卵・・・全卵OKです。半熟はアレルギーを起こしやすいので、完全に火を通しましょう。
  • 乳製品・・・牛乳は料理に使います。無糖のプレーンヨーグルトや塩分の少ないチーズも使えます。

自分で食べようとする意欲を大切にする

生後9ヶ月~11ヶ月になると、赤ちゃんは自分から食べ物を手でつかんで口に運ぶようになります。この時期にたくさん手づかみ食べをさせてあげることで、スプーンやフォークを上手に持てたり、食への関心が増してなんでもよく食べるようになったりするとのことです。

また、手や口をたくさん動かす手づかみ食べは、五感を使うので、脳の広範囲が刺激され、脳の発達にも良い影響があるそうです。

メニューはトーストや茹で野菜スティックなどがおすすめです。

また、私が参加した離乳食教室では、鉄分補給のためにミルクを取り入れることも推奨していました。

鉄分不足にならないように注意する

鉄分不足に気を付けて、鉄分の多い食材を使いましょう。

食材の例
  • 赤み魚
  • 肉、レバー
  • ほうれん草
  • ミルク、フォローアップミルク

一日の食事量と授乳の目安

一日の食事量は下記の表が目安です。足りない場合は、離乳食の後に、母乳・ミルクをのみたいだけあげてOKです。その他は、一日のリズムに沿ってい2回授乳しましょう。

一回の食事量の目安

【主食】五~七倍粥 こども茶碗4/5杯

【主菜】魚 1/4切れ程度の量をあげる

【副菜】大さじ3~4杯くらい 

赤ちゃんにバランスよく離乳食を食べさせたいと思っても、ワンオペ育児で家事もこなして、大人の食事とは別に離乳食も作るとなると、いくら時間があっても足りないですよね。そこで、おすすめなのがレトルト食品。フリーズドライや瓶のものなど様々な種類があるので、状況に応じて使い分けると便利です。

我が家では、野菜は休日に調理して冷凍しているのですが、魚やささみなどは冷凍にすると臭みが出てしまい娘が嫌がったので、タンパク質だけフリーズドライのレトルト食品で補っています。

レトルト食品も取り入れて無理なくバランスの良い食事を心がけましょう

赤ちゃんにも味の好き嫌いがあるため、せっかく時間をかけて作っても食べてもらえなかったり、悲しい経験をしているお母さんも多いですよね。手作りの食事が理想ではありますが、今は品質の良いレトルト食品も沢山のメーカーが作っています。レトルト食品を程よく取り入れながら、楽しんで離乳食を進めましょう。食事でも色々な味や舌触りを楽しめるように食品の種類を増やしていきましょう。

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