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初節句|お雛様は誰が買う?いつどこに飾る?

あと1ヶ月で雛祭りですね!コロナ禍でおでかけができないので、お家でできる季節のイベントは例年以上にワクワクします。我が家は今年、娘の初節句。

私のように初めての経験と言う方は、お雛様は誰が買う?と疑問に思っているのではないでしょうか。また、正式にはいつからどこに飾るのでしょうか。

私も子どもの頃は、当たり前のように毎年お雛様を飾って雛あられを食べていましたが、雛祭りとはどういう行事なのか、分かっているようで分かっていないことが多いことに気がつきました。

そこで今回は、雛祭りについて調べてみました。

桃の節句/雛祭りとはなにか

雛祭りは、女の子の健やかな成長を祈って、家族の絆を深める大切な行事です。旧暦の3月3日は、桃の花が咲く時期であるため「桃の節句」と呼ばれています。

季節の食物を神にお供えし、収穫に感謝しつつ、季節の変わり目に流行する病を祓うという意味があります。

現在では、雛あられ、菱餅、甘酒の他に、ケーキなどを買ってお祝いするご家庭も多いようです。

お雛様は誰が買う?

結論からいうと、雛人形は母方の実家から贈られるのが一般的です。その理由は、かつて嫁入り道具の一つとして雛人形を婚家に贈る習慣があり、その名残とされています。私の母も、大張り切りで孫の為に雛人形を購入してくれたようです。

しかし、現在ではあまり昔の風習を気にしないご家庭も増えているので、一度両家に確認した方が良いかもしれません。母方の実家が贈るものとして購入したら、父方の実家でも準備してしまっていたなんて事もあるかもしれません。

実際に私の友人も、お母さんと一緒に娘の雛人形を選んでいたのに、旦那さんのご両親が雛人形を買って持ってきたなんてことがあったようです。

お雛様はどこに飾る?

昔は、床の間に東向きまたは南向きに飾るのが良いとされていましたが、現在は床の間のないお家も多いので、リビングに飾るのが一般的のようです。

また、玄関に飾る方もいらっしゃるようですが、風水的には、玄関に人形を置くといい運気も人形に吸い取られてしまうためNGとのこと。

マンションやアパートなどでどうしても飾るスペースが無いという方は、実家に飾らせてもらって、子どもを連れて遊びに行ったりしているようです。

お雛様はいつ飾るのが良いのか

雛人形は立春過ぎから2月中旬までに、飾れるようにするのがベストです。ひな祭りの前日になって慌てて飾ることは、「一夜飾り」といって昔から縁起が悪いとされているとのこと。

雛人形は生産数に限りがあるので人気のものは売り切れてしまうこともあります。購入は、お正月明け早々から2月中旬までには済ませらのが安心です。

催促するのは申し訳ないかもしれませんが、ご両親も初めての経験で、忘れている可能性もあるので、早めにお母様にご相談してみてもいいかもしれません。

形式にこだわりすぎず楽しい雛祭りを

雛祭りは、女の子の成長を願う良い文化ですが、現代では核家族のご家庭が増え、しきたり通りにお祝いするのは難しいですよね。

大切なのは、健やかな成長を願う気持ちです。お雛様を飾れなくても、雛祭りの食事を用意出来なくても、家族みんなで楽しく過ごすことが大切ではないでしょうか。

皆さまも良い初節句がお迎えできることを心よりお祈りします。

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