夫婦喧嘩

喧嘩ばかりでもう疲れた|産後ガルガル期の乗り越え方

出産は女性にとって大仕事。産後はゆっくり休みたいなんて言っている暇なく、怒涛の育児が始まります。そんな時に訪れるのが、産後のガルガル期です。

産後はホルモンバランスの乱れなどが原因で、イライラしやすくなりますよね。しかし、そんな状況を夫に理解して貰えず、喧嘩ばかりしてしまう夫婦も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、産後に喧嘩ばかりしてしまうという皆さまに向けて、産後のガルガル期の乗り越え方をまとめてみました。

産後の喧嘩の原因?!ガルガル期とは

産後のガルガル期とは、産後にイライラしてしまう状態を指します。このイライラは、愛情ホルモンの「オキシトシン」の影響が大きいとのこと。

愛情ホルモンなのになぜイライラするの?と不思議に思った方もいるかと思いますが、これは母親の本能みたいなもので、産後は子どもを守るために、他の人に対して攻撃的になってしまうのです。

熊や猪などの野生動物をイメージしてもらうとわかりやすいと思うのですが、子連れの時の方が凶暴になるイメージがありますよね。これは、子どもを守るための本能です。人間も動物と同じなんですね。これが産後に喧嘩ばかりしてしまう大きな原因となっているようです。

喧嘩ばかりと自己嫌悪になってはいけない

つまり、産後に夫に対して当たってしまうのは、ある程は度仕方がないことなのです。「産後のイライラが原因で喧嘩ばかりしている」と、自己嫌悪になる必要はありません。

産後のイライラは、誰でも起こることなので割り切ることが大切です。「今日も子どもが可愛いんだな。私ちゃんとお母さんやれてるな。」と自信を持っておけば大丈夫です。

私自身、産後まもなくから子どもが8ヶ月になる頃までは、夫に対してイライラしっぱなしでした。産後で体調もすぐれないのに、私ばかりが忙しくしているような気がして、毎日モヤモヤしていました。こんな状態で夫に優しくできるわけもなく喧嘩ばかりの毎日でした。

しかし、夫が劇的に変わったというわけでもないのに、今では驚くほどに良好な夫婦仲に戻っています。オキシトシンの影響は産後から一年がピークとのこと。産後はただでさえ心身ともに疲れ切っている時期ですので、焦らずにイライラする自分を受け入れてあげてください。

喧嘩ばかりの毎日を抜け出すには

いくら産後のイライラは仕方がない事とはいえ、一年間、毎日のように当たられていては、旦那さんもたまったものではないですよね。そこは、当たってしまったことを素直に謝ることも大切です。

その上で、産後のガルガル期の状態や、育児に関してあまり協力的でないようであれば手伝って欲しいとお願いすれば、旦那さんも聞く耳を持ってくれるのではないでしょうか。

男性は人の気持ちになって考えたり察したりするのが苦手な生き物です。なので、経験のない産後の気持ちなどなおさらわかる訳がありません。こちらのことをわかってもらいたいのであれば、旦那さんのことも理解して尊重することも大切です。言わないとわかってもらえないと思って接することで、旦那さんの動きも変わってくると思います。

例えば、一般的に、男性は論理的思考と言われています。なので、そこを逆手にとってロジカルに説明すれば納得せざるを得なくなります。

私が実践して有効的だったのは、家事と育児のタスクと1日に家事と育児に使っている時間をExcelにまとめて説明すること。我が家で家事の9割は私が行っていたのですが、可視化するまで夫はそのことにすら気がついていませんでした。

そこで、もう少し家事をしてくれたら助かるとお願いしたところ、以前よりは家事を手伝ってくれるようになりました。

夫婦の喧嘩は悪いことばかりではない

産後はただでさえ気が立っているのに、喧嘩ばかりしていると、疲れてきてしまいますよね。旦那さんに対して、「これから先、こんなに思いやりのない人とやっていけるのだろうか」と思ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、産後の不安定な状況だからそう思うだけで本当に何もしてくれていない、妻のことをわかってくれていないという訳ではないのかもしれません。赤ちゃんの事はわからないから、手を出さないでおこうと考えているのかもしれません。

ただ、暴言を吐いてイライラをぶつけるだけの喧嘩はよくありませんが、時にはお互いを理解するため喧嘩することも必要となります。喧嘩ばかりと嘆くだけでなく、相手がわかりやすいように自分のことを伝えてみてはいかがでしょうか。産後の体調なども「二日酔いの10倍は辛い」など、イメージしやすいように説明してあげるだけで伝わり方が変わってきますよ。

産後のガルガル期を乗り切るためには、旦那さんの理解が必要不可欠です。きっと乗り越えられますので、夫婦で話し合ってみてください。

コンビ公式オンラインショップ