音楽

歌手になるために必要なこと①|マインド編

CDの売り上げ枚数が減少している一方で、SpotifyやApple Music、LINE MUSICなど、サブスク型の音楽ストリーミング市場が拡大している昨今の音楽業界。高校生のなりたい職業TOP10に歌手がランクインするなど、未だに多くの人々の憧れの的となっています。

しかし、その内の殆どの人が、歌手になりたいという漠然とした思いだけでオーディションを受けたり専門学校や音楽大学を目指しているのではないでしょうか。

そこで今回は、「歌手になるために必要なこと」についてまとめてみました。一度夢を諦めた大人の皆さまにも、諦めるのはまだ早いです。ぜひ、ご一読ください。

歌手になるために必要なこと①|まずはゴールを決めることが必要

皆さんは、歌手になるために必要なことは何だと思いますか?歌唱力やルックスも重要かも知れませんね。しかし、それよりも重要なことがあります。

歌手になるために必要なことの一つ目は、どうやったら歌手になれるか考えることです。「当たり前じゃん」と思った方もいるかもしれませんが、では、どうやったら歌手になれると思いますか?

オーディションに合格したら?音楽系の大学や専門学校を卒業したら?これが目的となっているとしたら、歌手になることは難しいと思います。何故なら、これは通過点に過ぎないからです。

余談ですが、音楽系の学校では歌のテクニックなどは教えてもらえますが、卒業後どうやってプロになるかまでは教えてもらえません。プロの歌手になりたいのであれば、主体的にどうやったら歌手になれるかを考えることが必要なのです。

闇雲に歩いてもただ疲れるだけでゴールには着きません。まずは、ゴールを設定することが必要になります。

歌手になるために必要なこと①|道は一つではない!多様化する歌手という概念

皆さまは”歌手になる”とはどのような状態を指すと考えていますか?プロダクションに所属して、メジャーデビューすることでしょうか。歌の仕事だけで生計を立てることでしょうか?これは、どちらも正解ですがまだまだ他にも道はあります。

では、アマチュアの歌手とプロの歌手の違いはなんでしょうか?一般的には歌手活動だけで生計を立てている人をプロと呼ぶ事が多いようですが、実は明確な線引きはありません。

特に昨今では、YouTubeをはじめ、TwitterやInstagram、TikTok、などのSNSの発達に伴い、SNSを活用して、自分の歌を発信しチャンスを掴みに行くアーティストも増えています。

路上ライブやライブハウスなどリアルでしか発信出来なかった時代と違い、オンラインを活用して世界中の人に自分の歌を聴いてもらえる今の時代は、有名になるチャンスも昔より増えている状況です。

何が言いたいかというと、「歌手になりたい」と一言で言っても昔よりも沢山の道があるということです。歌手というゴールもそれを目指すための経路も一つではないのです。

歌手になるために必要なこと①|歌手になって何がしたい?

歌手になるだけなら簡単です。プロの免許がある訳ではないですし名乗るだけです。しかし、皆さんが考える歌手とはそういうことではないですよね。

そこで、皆さまに考えて欲しいのは、歌手になって何がしたいかということです。歌手になりたい人の多くは、何か伝えたいメッセージや自分の表現したいものがあるのではないでしょうか?

その場合、安易にオーディションを受けて芸能事務所に所属するというのは、間違いかも知れません。何故なら、事務所に所属したら、「売れる音楽」をしなければいけないからです。なので、あなたがやりたいと思っている音楽があったとしても、それができるとは限りません。

また、オーディションに受かったらすぐにメジャーデビューできるという事ではなく、多額のレッスン料を払ったにも関わらず、デビューもできずに諦めてしまうという人も多いようです。

だとしたら、自分のやりたい音楽が明確にある人は、シンガーソングライターとして、自分で曲作りSNSにアップするのが一番リスクの少ない方法ではないでしょうか。お金もかかりませんし、確実に誰かに自分の歌を届けられるからです。

音楽番組が情報源だった昭和の頃は、テレビから流れる歌謡曲をみんなが知っているという時代でした。しかし、音楽ストリーミングサービスで各々が好きな歌を選んで聴くようになった現在では、今までは世に出てこなかったような歌でも、一部の人に需要があるかもしれません。この可能性に賭けてみるのはとても面白いチャレンジだと思っています。

また、”したい事”があって、その手段が”歌手”というのであれば、他の道を考えるのも良いかも知れません。表現方法は、歌だけではありません。小説や絵画など、自分の意外な才能に気がつくかも知れませんよ!

歌手になるために必要なこと①|自分で曲を作れない場合はどうする?

プロに個人的に楽曲提供などをお願いすることもできますし、選択肢は色々あるのですが、私がおすすめしたいのは、ミュージックプラネットというプロジェクトに参加することです。

実際に、私もオーディションに合格してプロジェクトに参加させていただいております。これはアフィリエイトではなく、一消費者としてとてもおすすめできるので紹介させていただきました。

歌が下手でも、年齢が30歳以上でも大丈夫です。歌に対する思いを汲んでくれて、親身になってサポートしてくれます。主体的に活動できる人にとってはとてもオススメできるサービスです。

詳しく知りたい方のために、ミュージックプラネットについての記事も近々アップしたいと思いますので、ぜひご覧ください。

歌手になるために必要なこと①|歌手になるためには主体性が必要

この記事を読んでいただき、歌手といっても、プロやアマチュア、事務所に所属する、しないなど様々な方向性がある事を理解していただけたと思います。

情報源がテレビからwebへと変わっている時代ですので、メジャーデビューや事務所所属に拘らず、自分に合った様々な方法を模索してみてください。

また、事務所のオーディションに合格したからと言って、何から何までお膳立てしてもらえる訳ではありません。自分にはどんな曲が合うのか、どんな課題があってどのような練習をしなければならないかなど、主体性を持って考えることが必要です。

今は、WEBで自分の考えなどを自由に発信できる時代です。道はたくさんあるので、「歌手になりたい」という夢を一度は諦めた人も、是非、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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