- ミュージックプラネットのオーディションを受けたい人
- 誰でも合格するのでは?と不信感を持っている方
- 合格したがプロジェクトに参加するか悩んでいる方
この記事を読んでいる方はおそらく、純粋に「オーディションを勝ち抜きたい」と考えている人と、「怪しげなオーディションだけど大丈夫かな…?」と思っている人と半々ではないでしょうか。
結論から申し上げると、ミュージックプラネットは”オーディション商法”や”詐欺”ではありません。しかし、公式サイトに書かれている”歌手になれる”という内容を鵜呑みにするのも危険です。
この記事では、実際にMUSICPLANETに参加して、楽曲提供をしていただいた体験談を交えつつ、「合格率」について独自調査してまとめてみました。
オーディションの参加者はどれくらい?
まず、ミュージックプラネットのオーディションに参加すると”MUSIC PLANET 予約窓口”というLINEアカウントから連絡がきます。
おそらく、このアカウントの友だち数が今までにミュージックプラネットのオーディションに参加した方の合計と考えられます。2021年と2022年の応募者数を比較すると、下記の通り増加しています。
応募者数の合計
- 2021年4月22日 82,812人
- 2022年12月15日 158,802人
2022年12月現在の応募者数は158,802人でした。2021年4月からの20ヶ月で75,270人増加しているので、現在の応募者数は3,700人/月くらいだと推測できます。
2019年300人/月となっていたので、このデータが正しければ2021年までの2年間で参加者が10倍に増え、増え方は落ち着いたものの毎年参加者が増加している状態といえます。
ミュージックプラネット一次審査の合格率
”上記のLINEアカウント”と”一次審査通過者用のLINEアカウント”の友だち数から割り出したところ、現在の1次審査の合格者は1割程度のようです。3,000人の1割なので300人です。
Yahoo知恵袋の投稿などを見ると「全員合格にしてお金を巻き上げる詐欺」というような書かれ方をされていますが、一次審査でもかなりの人数が不合格になっていることから、「オーディション商法」ではないといえます。
ミュージックプラネット二次審査の合格率
二次審査の内容はディレクターさんとの面談のみです。審査内容は2つあり、「歌への思い入れの再確認」と「プロジェクトの説明」です。
一次審査さえ合格すれば、二次審査はよほどのことがない限り通過できるようですが、この「プロジェクトの説明」の部分で参加費用の説明があるので、ここで辞退する人は一定数いると思います。
ミュージックプラネットのオーディションに合格したらすごいの?
「詐欺ではない」は事実ですが、ミュージックプラネットのオーディションに合格することは、さほどすごいことではありません。理由は下記の3つです。
- 大手事務所のオーディションは倍率2000倍は当たり前
- Webオーディションの手軽さから冷やかしで参加する人もいる
- 参加費用が高額なので辞退者を見越して多めに合格者を出している可能性もある
YouTubeなどで検索すると「MUSIC PLANETのオーディション受けてみた」というような動画をよく見かけますが、本気でやっている方もいれば、ふざけて応募した方も多いという印象です。
「合格したから歌手になれる!」と舞い上がらずに、自分はミュージックプラネットに参加する必要があるかどうかを冷静に見極めることが大切です。
オーディションに合格したらミュージックプラネットに参加するべき?
ミュージックプラネットの他社にはない魅力は、「有名プロデューサーに楽曲をプロデュースしてもらえる」という点です。ここに価値を感じる人は、ミュージックプラネット一択で参加する価値があると思います。
下記のような人は他のサービスもあわせて検討してみても良いと思います。
- 歌手になりたいけど何からしたらよいかわからない
- 歌手になるために歌唱力を磨きたい
- 自分の想いを込めたオリジナルソングを配信してみたい
- ミュージックプラネットに参加したいけど費用が高額すぎて躊躇してしまう
おすすめのサービス紹介
「音楽プロデューサー」が設立【アバロンミュージックスクール】
デビューサポートコースがある音楽教室です。ボイストレーニング / レコーディング / 写真撮影 / ミーティング / プロフィール作成 / オーディション対策などを総合的におこなっています。
在校生が参加できるライブには、ソニーミュージック、avex、ユニバーサルなど音楽業界、芸能関係の方々も多く見にきており、自分の才能を披露するチャンスも用意されいています。
無料体験レッスンも用意されているので、是非参加してみてはいかがでしょうか。
オーディションに合格しても冷静な判断を
ミュージックプラネットは、参加費用も掛かりますし、有名人を輩出していないことも事実ですが、「参加者からお金をだまし取ってやろう」という様なことはありません。
しかし、集客方法やビジネスモデルは改善の余地があるのでは…?と思うような部分も多く、これが悪い評判に繋がっているのだと思います。
ミュージックプラネットは芸能事務所でも歌手になる近道でもなく、”歌手になりたい人を応援するサービス”なので、アーティストはミュージックプラネットにとって顧客であるという点は理解した上で参加した方が良いです。
最近では、参加者向けに活動方法のセミナーを開いたり、新しい取り組みも沢山しています。ミュージックプラネットの想いに共感できて、一緒に盛り上げたいと思う人は参加する意味があると思います。
私が作成していただいた楽曲も公開しておりますので、参考にしていただければ幸いです。