服のボタンが気持ち悪くて触れないという方はいませんか?私も物心ついたときからボタンが嫌いな「ボタン恐怖症」です。学生時代の制服は我慢していましたが、生まれてこの方、私服としてボタンの付いた服を着たことがないのです。
変な人と思われるのが嫌だったので、人に喋った事はないのですが、Yahoo知恵袋などを見ていると同じボタン恐怖症の人が結構たくさんいたのです。また、ABCテレビの探偵ナイトスクープという番組で克服方法をやっていたとの噂も。
そこで今回は、ボタン恐怖症について調べてみました。
ボタン恐怖症の症状とは
ボタン恐怖症とは読んで字のごとくボタンが怖いという症状のことです。怖いというよりは、気持ち悪いとか、触りたくないという気持ちに近いような気がします。
イギリスに国立恐怖症協会というものがあり、その協会いわくボタン恐怖症の人は7万5000人に1人いて、多くは子どものころに発症するのだそうです。
また、私の場合はくるみボタンや2つ穴ボタンは殆ど大丈夫で、4つ穴の空いたボタンだけが嫌いなのです。特に、プラスチックや貝殻でできたボタンが気持ち悪く感じます。小さい頃は見るのもダメで、ボタンを見た瞬間に嘔吐するほどでした。
私は今30歳なのですが、昔よりは大丈夫になりました。見るのも触るのもそれほど嫌ではなくなりましたが、自分の服にボタンが付いているのはどうしても気持ち悪く着ることはまだできません。
Yahoo知恵袋の回答ではゴキブリを見た時と同じ感覚という風に表現している方がいらっしゃいましたが、たしかにそんな感じの嫌悪感かもしれません。
ボタン嫌いを治すことはできるのか
ABCテレビの探偵ナイトスクープという番組で和歌山県の主婦(34)が私洋服についているボタンが怖いと相談した回がありました。
その方は、今まで一切ボタンに関わらない生活をしてきたそうなんですが、3歳の息子にボタンのついた制服を着せなければならなくなって困っているとのこと。3つもボタンがついた制服なので、恐ろしすぎる。ご近所の人に毎朝息子の着替えを頼もうかとも思うが、迷惑が過ぎると思う。なんとかボタン恐怖症を克服して、息子に制服を着せてやりたいという相談でした。
この方の場合は、過去に同番組で枯葉嫌いや シール嫌いを治した「山手心理相談室」の足立先生のところへ行き、催眠療法で克服してました。
ボタン嫌いと上手く付き合う
どうしても克服したいという方は、「山手心理相談室」へ行けば探偵ナイトスクープの主婦の方のように克服できるかも知れません。
しかし、私は誰でも一つくらいは苦手なものがあって良いと思っています。おそらく、虫嫌いや爬虫類嫌いでしたら、ここまで悩まず周囲の人に普通にカミングアウトしているのではないでしょうか。
イギリスの国立恐怖症協会によれば、世界に7万5000人はボタン嫌いの仲間がいるのです。ボタンの服が嫌いであれば着なければ良いだけです。制服などでどうしても着なければいけない場合も、まずは相談してみても良いのではないでしょうか。恐怖症も個性です。自分のことを恥じずに堂々と生きるのも一つの手だと思いますよ。