人生

実は成功の近道!自分に期待しない生き方のススメ

何かに失敗したとき、「私はもっとできるはずなのに。」と思ったことはありませんか?自信があったことで失敗すると、とても悲しい気持ちになりますよね。

しかし、失敗は生きていたら誰もが経験します。落ち込む必要はありません。落ち込んでしまう原因は自分に期待してしまうことにあります。自分に期待しなければ失敗も受け入れて気楽に生きることができます。

期待しないというと理想が低いようで、悪いことのような気がしませんか?しかし、自分に期待しない生き方は、実は成功の近道なのです。

そこで、今回は自分に期待しないで生きることのメリットについてまとめてみました。

自分に期待しない生き方とは?

自分に期待しない生き方を一言で説明すると、「現実と向き合う」ということになると思います。

学校の試験や、就職の面接、会社のプレゼンなど、ガチガチに緊張してしまった経験はありませんか?なぜ緊張してしまうかというと、”上手くやろう”という気持ちが働くからです。

理想が100%とします。もし、当日までの準備段階で理想としている100%のところまで到達せず、80%までしか出来なかったとしたら、当日偶然100%のことができるなんてことはまずありません。

それなのに、100%の力を出さなければと欲張ってしまうので、緊張しやすく実力よりも更に低い力しか出せなくなってしまうのです。つまり、自分に期待するということは、自身でプレッシャーをかけてしまっている状態なのです。

一方、自分に期待をしていない人は現実と向き合っています。80%の力を出し切れれば良い方、60%くらいしかできなくて当然と思っているので気持ちが楽です。失敗を恐れていないので、体の力を抜いて実力を出し切ることができるのです。

自分に期待しない生き方=人と比べない

自分に期待しない人は、他人と比べるという事をしないのです。自分に期待しない人のライバルは自分です。例えば、あなたが学生時代、好きな科目で60点をとったとき何と思ったでしょうか。

期待をしていた人は、「こんなはずではなかった」と思うのではないでしょうか。なぜなら、自分に期待をしている人にとっては今の実力がどうであれ100点が理想です。100点が取れなければ失敗なのです。

しかし、期待しない人は、前回の点数が50点だったとしたら、初めから「今回はとりあえず60点を目標にしよう」と思っているので、60点取れたら成功なのです。期待をしない人は、成功体験を作るのが上手なので、自己肯定感も高くなるのです。

他人から見たら失敗に見えることでも、自身の目標を達成していれば成功と捉えて生きているので萎縮することもなく自信があるように見えます。自分に期待をしていない人は、これを積み重ねることで、結果的にどんどん成長していきます。 

つまり、自分に期待をしないということは、人と比べない生き方でもあるのです。

自分に期待をしない生き方で成長するには

自分に期待しない生き方をするためには、現実と向き合うことです。理想と現実の間にどれだけの差があるのか、客観的に冷静に理解することから期待しない生き方が始まります。

そして、その差を埋めるためには何をするべきかを冷静に考えることです。するべきことがわかったら小さな目標を決めて、少しずつ理想に近づくように努力することです。

自分に期待をしない人は、自信が無いわけではなく、身の丈にあった目標を設定できる人なのです。自分に期待しない生き方では、常に自身がライバルなので、他人と比べて劣等感を抱くこともなくなりやるべきことに集中できます。

自分に期待をしない人は自分に自信がある人

自分に期待している人が大きな理想とかけ離れた現実の自分に自信を無くしている隙に、期待をしない人は、小さな成功体験をどんどん積み重ねて自信をつけていきます。

自分に期待しない生き方とは、「今まさに理想とする力を発揮できる」という期待していないだけで、「私は少しずつ理想に近づいている、必ずいつかは理想の自分になれる」と信じているのです。

自分に期待をしている人は「既に理想に到達している」と勘違いしていますが、期待しない人は、自分の身の程を弁えています。そのため、他人の良いところも受け入れて謙虚でいられるというメリットもあります。

「私はもっとできるはずだ。こんなはずではなかった。」と思っている人は、ぜひご自身への期待を捨ててみてください。考え方を少し変えるだけで気楽に幸せに成長できると思います。

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