失恋は辛いですよね。相手のことを好きであれば好きであるほど、心の傷も深くなります。
私も、大学生の時に失恋して、授業をほっぽり出して実家に帰ったこともありました。とにかく毎日泣いて泣いて過ごしていたことを覚えています。
しかし、今は素敵な人と結婚して娘もおります。おかげさまで、仕事も順調です。あの失恋がなければ、今の自分はいなかったと、心から感謝しています。
そこで今回は、失恋から立ち直り、さらにパワーアップする方法をお伝えします。
失恋をバネに成長する方法①|愛することができた自分を誇りに思うこと
あなたはなぜ失恋したのでしょうか?相手に他に好きな人ができた、仕事や学業が忙しくて恋愛が後回しになった、物理的な距離ができてしまったなど、様々な理由があると思います。失恋するとなんだか惨めな気持ちになりますよね。
しかし、あなたは惨めなんかではありません。辛いというのは、それだけ、あなたが相手の人を好きだったということです。付き合っていたんだから、当たり前と思うかもしれませんが、心から好きになる人に出会えて、無条件に相手を好きでいられるというのは、全ての人が経験できることではありません。
失恋をバネに成長するためには、まず今回の恋愛での自分をほめてあげてください。付き合っていても、なんか違うなぁと思っていたり、元々遊びで付き合うという人もいます。なので、あなたが一人の人をそれだけ好きになれたということは、素晴らしい誇るべきことなのです。
今回は、相手の人と合わなかっただけの話なので、気にすることはありません。ここで、一途になるなんて馬鹿みたいとか、傷つかないために本気になるのはやめようと思ってしまうと、この先、無駄な時間を費やすことになります。
自分が本気になれる人でなければ、付き合うこと自体が無駄な時間です。これだけ辛い思いをすると、臆病になってしまうかもしれませんが、自分に自信を持って、本気で人を好きになるという姿勢は貫いていきましょう。
失恋をバネに成長する方法②|自分の非を認めて改めること
失恋をバネに成長するためには、あなたが振られた原因に心当たりがあるとすれば、それは素直に認めて改めることが大切です。なぜなら、悪いところを改善することこそがあなたの成長につながるからです。
私も、大学生のときの失恋では、あんなに尽くしたのにどうして?と思っていました。しかし、相手からしたら尽くされたことが重かったんですね。このことを正直に伝えてくれた彼には今でも感謝しています。この時から私は、自分の気持ちを押し付けるのではなく、相手はどうしたら喜んでくれるのか、相手の立場で考える事ができるようになりました。小さな成長ですが、このことに気付けるのは失恋した人だけではないでしょうか。
また、浮気などで振られた場合も、相手のせいにするだけでなく、「見る目がなかった自分が悪かった」と思うことで、次から同じような相手を選ばない見る目が養われます。人のせいにしていても、誰も責任をとってはくれません。自分の身は自分で守るしかないのです。
ただでさえ、失恋でプライドがズタボロなのに、自分の非を認めるというのは辛いことかもしれませんが、これができないと、ずっと同じ失敗を繰り返すことになります。自分の非を認められるかどうかが、今後の成長のカギを握っています。
失恋をバネに成長する方法③|気が済むまで泣くこと
あとはとにかく泣くことです。ここで変に我慢してしまうと、スッキリした気持ちで前に進むことができなくなってしまいます。
大人になると、大きな声で泣くことをしなくなりますよね。人前で泣くのは恥ずかしいと思いますが、一人で泣く分には遠慮などいりません。とにかく気がすむまで泣くと、頭の整理ができて、気持ちが前向きになりますよ。
失恋したときにやってはいけないこと
失恋したときにやってはいけないことは2つあります。相手を悪く言うことと、自分を傷つけることです。
失恋は誰も悪くありません。ただ、あなたと彼が合わなかったというそれだけのことなのです。浮気されたとしても、それは合わなかっただけ。浮気するような人と知っていたら、あなたはそんな最低な男を選ばないですよね?その人とは考え方が合わないわけですから、恨んだところで時間が無駄になるだけです。
だったら、合わなかっただけと割り切って、さっさと次に進みましょう。あなたに相応しい人が必ずいるはずです。もちろん、自分も悪くないわけですから、堂々としていたら良いのです。
また、自分の事を傷つけることも絶対にやってはいけません。今回の彼とは気が合わなかったかもしれませんが、友だちや両親などあなたを大切に思っている人はたくさんいます。今はとても辛いかもしれませんが、失恋は成長のチャンスなのです。誰もが経験できることではありません。
成長することで、もっと素敵な人に出会える日が必ずやってきます。あなたが素敵な恋をできるように心から願っています。