いつも謝らない夫にモヤモヤすることはありませんか?特に喧嘩をした時など、自分のことは一切悪くないと思っていると思うと頭にきますよね。しかし、謝らない夫は自分は悪くないと思っているわけではないのです。
私の夫も謝らない夫です。許せない!と実家に帰ったことも何度かありますが、それでも謝ったことは一度もないです。迎えに来てくれたことも一度もないです。それでも、夫婦関係が続いているのは謝らない夫を理解して受け入れることにしたからです。今では、謝ることなど望んでいないです。
そこで今回は、謝らない夫の心理と上手に付き合う心得についてまとめてみました。
夫が謝らない理由は理想の夫婦像にある?!
あなたが思う理想の夫婦とはどのような夫婦でしょうか?女性の場合は「歳を重ねても仲のいい夫婦」や「いつまでも恋人気分を忘れない夫婦」と答えるかもしれません。
しかし、夫側の心理はそうではないのです。夫にとっての理想の夫婦とは、「言葉にしなくても分かり合える夫婦」なんだそうです。阿吽の呼吸というやつですね。
そのため、一緒にいる年月が長くなるほど、感謝の気持ちや謝罪を言葉に出さないようになるのだとか。その代わりに、態度で示しているから察して欲しいというのが、謝らない夫の言い分です。
旦那さんと喧嘩した後に、ご飯に連れて行ってくれたり、いつもはやらない皿洗いがしてあったなんてことはありませんか?これが、謝らない夫の「ごめんね」です。そんなの分かるか!とツッコミたくなりますが、夫の方が妻よりロマンチストなのかもしれませんね。
また、謝らなければいけないという気持ちはあるけれど、謝れないという場合も多いとか。コロナでテレワークの会社も増え、家で仕事をしている夫に対して、仕事で謝らなければいけない場面では謝れるのにどうして私には謝らないの?と不思議に思ったことはないでしょうか。
なぜ謝れないのかというと、単に照れ臭いだけのようです。気を許している妻だからこそ、謝らなければいけないと頭では理解していても謝ることができないのです。男性より、男性の方が子どもっぽいところがあるので、妻が大目に見ないといけないのですね。
どうしても謝罪がないと気が済まない場合は別ですが、些細な喧嘩のときは、「謝らないのではなく行動で示してくれているのだな」と謝罪の気持ちを察して許してあげるようにすると良いです。
謝罪にこだわらないことが円満の秘訣
夫から謝罪がないと、反省してないのではないか、自分は一つも悪くないと思っているのではないかとモヤモヤすると思います。また、「自分が優位に立ちたい」とか思っているのでは?と勘繰ってしまいますが、そんなことはないのです。
ただ単に子どもなのです。子どもだからこそ、自分の理想や照れくさいという気持ちを優先してしまうのです。そこに関しては、妻がモヤモヤしてるなんて気がついてないのだと思います。
なので、どうしても謝罪がないと気が済まない時は、なぜ謝らないのか理由を聞いて、喧嘩の終わりはお互いに謝らないといけないルールにするなど、決まりをつくると良いかもしれません。
しかし、謝らない夫に腹が立つかもしれません。そっちだって悪いんだから何としても非を認めさせないと気が済まないと思うかもしれません。ですが、言いたいことを言ったのであれば、それはちゃんと夫の心に届いているのでそれで良しとすることが大切です。
それでも必ず謝ってもらわないといけないのでしょうか?夫と喧嘩してないときの日常生活が楽しいのであれば喧嘩の終わり方など些細な問題だと思うのです。あなたが苦手なことを旦那さんがフォローしてくれていることだってきっとあります。
旦那さんも少し歳を重ねれば、大人になり謝れない夫を卒業する日がくるかもしれないのです。謝れないこと以外はいい夫なのであれば、良好な夫婦関係を続けるために「今は謝れないことは大目に見よう」と気長に待ってあげてはいかがでしょうか。
夫婦のトラブルは負けるが勝ちです。謝らない、手伝わない、分かってくれない、思いやりがないなど、”ないこと”を数えて不満をためるより、今ある幸せを数えた方が得なのではないでしょうか。言葉での謝罪はないけれど、いつの間にか仲直りができているということであれば、今はそれで良しとしましょう。
私もそのうち、くだらないことで言い争っていたことを2人で思い出して笑いあえる日が来ることを信じて謝らない夫と賢く付き合っていかなければいけないと思っています。