夫婦喧嘩

何日も続く夫の無視に疲れた時の対処法

一度気に入らない事があると、何日も無視をするという夫にイライラしたり悲しい気持ちになることはありませんか?結婚当初は、こちらが大人になることで夫と仲直りしようと考えていた方も、無視が続くと疲れてきてしまいますよね。

私の夫も付き合いたての頃や、結婚して間もない頃は、喧嘩するたびに何日間も無視を続ける事がありました。同じ空間にいて空気のように扱われることは、時に言葉で罵り合う以上に精神的に追い詰められるものです。

また、無視はモラハラに該当することもあります。精神を病んだり、夫婦関係に亀裂が入る前に、ぜひこの記事を参考に旦那さんと向き合っていただけたらとおもいます。

無視を続ける夫の心理

怒り方には、瞬間湯沸かし器型とホットプレート型の二通りあるなんて言いますよね。この言葉を現代風に、電気ポットタイプとケトルタイプと表現することにします。

ケトルは、早くお湯が沸きますがすぐに冷めてしまいます。電気ポットは、お湯が沸くのに時間がかかりますが、保温機能がついているのでお湯は冷めません。

これと同じで怒り方も、ケトルタイプは瞬間的に怒りが頂点に達しますがすぐに怒りがおさまります。電気ポットタイプは、じわじわと怒りが溜まり一度頂点に達するとなかなか怒りがおさまりません。

無視を続ける夫は、電気ポットタイプであることが多いです。ケトルタイプと比べて気持ちの切り替えが上手じゃないんですね。

私はケトルタイプなので、どんなに長くても一晩寝たら怒りは忘れるのですが、電気ポットタイプの夫は怒りを忘れることがないそうです。自分が頭にきたその事象が解決するまで頭の中で色々と考えてしまうとのこと。

もし、まあいいかと思えることがあるとしても、そう思うまでに何日も時間がかかってしまうそうです。

電気ポットタイプの怒りと上手に付き合うには

夫の無視が始まると、地獄の数日間を思って憂鬱になってしまうと思います。しかし、早く仲直りしようと焦ったり、無視に振り回されるような行動は禁物です。

無視を続ければ、妻をコントロールできると思わせてしまっては、夫の思う壺です。もし、こちらに非があるとしても、ないとしても、無視を続けているうちは夫も冷静ではないので、建設的な話はできません。火に油を注いでしまい、余計にあなたが傷つくこともあります。

なので、夫が無視を続けているときは、「機嫌が治ったら声をかけてね」と声をかけて、気持ちが整理できるのを待ちましょう。電気ポットタイプの夫は気持ちの整理に時間がかかり、上手く切り替えることができないのです。

無理にこちらから謝る必要はありません。夫が怒っている原因がわかっていて申し訳ないと思っているなら謝っても良いです。しかし、理由はわからないけど、夫の怒りを収めるために謝るという場合は、謝っても無視されること確実なので、こちらも余計に傷ついたりイライラすることになります。

夫側もかなり子どもなのですから、こちらだけが大人になる必要はありません。無理をしてイライラするくらいなら、何もしないで夫の無視が終わるのを待つのがいちばんです。

また、夫の無視が続いていて居心地が悪いようであれば、無理にその場にいる必要もありません。「無視は悲しいし、同じ空間にいるのは耐えられない」と夫に理由を伝えた上で、実家に帰るなりホテルに泊まるなり出て行っても問題ないと思います。

無視は立派なモラハラです。あなたを精神的に追い詰める行為なのです。夫は勝手ばかりであなただけが我慢しているから成り立っている夫婦関係は、本当に幸せでしょうか。辛い時は無理せず、自分を大切にしてください。

こちらだけが無理する必要はない

あまりに夫の無視が長い間続くと、このままでは離婚に発展するのでは、嫌われるのではと心配になってしまいますよね。だからといって、こちらばかりが無理をしてご機嫌をとっていては、健全な夫婦とは言えません。無理してばかりでは、こちらが疲れてしまい最悪離婚するという結果を迎えてしまうかもしれません。

あなたの夫が本当にあなたのことを愛していれば、どんなに怒っていても無視が続いていても、自然に仲直りができるものです。自分が無視されるほど悪いことをしたのではと思うかもしれませんが、無視するのは、怒り方が電気ポットタイプだからという夫の性格のせいにすぎません。そういう性格なんだと受け入れてあげることも大切です。

また、夫の機嫌が良い時に、無視するような怒り方をされては悲しいと伝えてみてください。そう簡単に性格は直りませんが、あなたを大切にしてくれているなら、悪いところは直す努力はしてくれると思います。

もし、仲直りできないような相手であれば、ここで無理して一緒にいても必ず限界がきます。自分を傷つけるような夫と一緒にいて、精神を病んでしまう前に、見切りをつけることも考えましょう。

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