突然ですが、ローマ法王というとどのようなイメージを持たれますか?仏教徒の多い日本ではイメージしにくいですが、おそらく神聖で穏やかで怒りとは無縁のイメージを持たれる方が多いと思います。数年前に、ローマ法王が腕を引っ張った女性の手をピシャリと叩いてニュースになっていましたが、今回ご紹介したいのはそんな話ではありません。
今回紹介したい夫婦の名言
ローマ法王も腹がへりゃ女房に怒鳴る
この言葉は、私たち夫婦が最近はまっている海外ドラマ「フルハウス」にて主人公の義弟ジェシー・コクラン(通称:ジェシーおいたん)が発したアメリカンジョークです。30代前後の方は、「懐かしい!」と思ったのではないでしょうか?
名言”ローマ法王も腹がへりゃ女房に怒鳴る”の元ネタ「フルハウス」って?
フルハウスは、アメリカで制作されたシチュエーション・コメディで、日本では、1993年から放送を開始し1997年までに全192話が放送れた大人気ドラマです。
簡単にあらすじを説明すると、妻を事故で亡くした主人公の男性ダニー・タナーが、男友達に助けられながら3人の娘を育てていくという物語です。コメディでありながら、児童虐待や喫煙、飲酒、性、死などを扱うエピソードもあって、親になって見ると色々と考えさせられる作品です。
現在はスピンオフの『フラーハウス』と同時にNetFlixで全話一斉に配信されているので気になる方は是非見てみてください。放送当時、タナー家の娘たちに感情移入してみていた私たち夫婦も、現在は主人公のダニーと同じ30歳。月日の流れの速さを感じます。
どんなに寛大な人だって虫の居所が悪い時くらいある
この名言には、「どんなに寛大な人だって虫の居所が悪い時くらいあるよね!」という前向きな意味が込められています。脚本家なのか訳した方なのか素晴らしいですね。子どもが生まれて喧嘩が増えた私たち夫婦にとって、この名言は目からウロコ。面白すぎて名言のところを何回も巻き戻しして見てしまいました。
私たち夫婦は喧嘩した時、何が原因かどちらが悪いかという事にとらわれすぎて、些細な喧嘩がかなりの大事に発展していました。しかし、振り返ってみると夫婦の喧嘩の原因などすべて些細なことなのです。そのことを言われてカチンとくるときもあればこない時もある、まさに原因は虫の居所が悪かっただけということはかなり多いです。
こんなに夫婦で喧嘩するくらいなら別れた方がいいのではというところまで話が発展したこともありますが、この名言のおかげで、「夫も私のことが気に入らないわけではなく、ただ機嫌が悪かっただけなんだ」と思えるようになったなり気が楽になりました。
夫が小さい男に見えたときに思い出したい名言
一度、夫婦が喧嘩をすると相手の嫌なところばかりが見えてしまいますよね。「こんな些細なことで怒るなんて、なんてうちの夫は心が狭いんだろう」と考えてしまいがちですが。よく考えてみると、自分だって虫の居所が悪い時はあります。
夫が些細なことで怒り夫婦で喧嘩をしたとき、とても頭に来ると思いますが、そんな時は、この名言を思い出してください。少し優しい気持ちになれるかもしれません。