今やWEBのおかげで個人でも様々なことを発信できる時代になりました。音楽業界においても、CDは売れなくなりストリーミングが音楽の全売上の85%を占めています。
このような時代の変化に伴い、事務所に所属せずに個人で歌手活動をする人も増加しています。事務所に所属しなければ、会社員として働きながら歌手活動ができます。リスクを負わずに夢を追える時代になったんですね。
しかもWEBで音楽を配信すれば、事務所やレコード会社の目に止まればメジャーデビューもできるかもしれません。
そこで今回は、「歌手活動をするために必要なこと③技術編」と題して、個人で歌手活動をするために必要な技術についてまとめてみました。
個人で歌手活動をするために必要な技術とは?
個人で歌手活動をするために必要な技術①||歌唱力
歌手として活動するなら、まず一番大切な技術は歌唱力ですよね。せっかく伝えたい事があっても、歌が下手では台無しです。歌が下手だと「音程取れてないな」とか、そんなところが気になって歌詞に込めたメッセージが聴く人の耳に入らなくなってしまいます。ただ上手いだけでは、他の人と差別化できなくなってしまうので、正確であればあるほど良いというものではないですが、必要最低限の音程やリズムが取れて、自分が表現したい通りに歌えるだけの歌唱力は必要だと考えられます。
個人で歌手活動するために必要な技術②|楽曲制作のスキル
個人で歌手活動をするためには、楽曲も自分で作らなければなりません。そのためには、作曲のスキルはもちろん、作編曲やミックスなどができるソフトウェアDAWや、PC、オーディオインターフェース、MIDIキーボードなどの機材も使いこなせなければなりません。
個人で歌手活動するために必要な技術③|Illustratorや動画編集
これができればもう無敵です。Illustratorとは画像編集ソフトです。この技術があれば、CDジャケットなども自分で作ることができます。また、画像編集の技術を磨けば、YouTubeなどでプロ顔負けのMVを配信してプロモーションすることが可能になります。
個人で歌手活動するために必要な技術④|WEBライティング
これも、プロモーションを行う上で欠かせない技術となります。個人で活動するということは、歌が上手いだけでは有名になれません。沢山の人に自分の音楽を聴いてもらうためには、自分を知ってもらうためにプロモーションを行う必要があります。そして、一番コストをかけずに確実に行うのは方法がWEBなのです。Google検索などをしたときに、一番上に表示されるのと、十番目に表示されるのでは認知度が全然違ってきます。上位表示させるためには、Googleが分かりやすいようにSEO対策という考え方に沿ったWEBライティングができることが重要なのです。
個人で歌手活動をするために必要な技術⑤|人間力
音楽活動はファンがいないと成り立ちませんよね。そのためには、謙虚な姿勢や気遣いなど人間力が必要となります。どんなに歌が上手くても、一緒に働きたくないような人間性では、仕事は来なくなってしまいます。ロックバンドなどで尖ってそうに見える人でも、実際はキャラでやっているだけで常識的な人だったりします。売れる人には人を惹きつける人間性が必要ですね。
音楽以外のテクニックをつけたら無敵になれる
ここまで読んでいただいて申し訳ないのですが、上で書いたことはまだ仮説の段階です。
私は、高校も大学も音楽系だったので、「楽器の腕はプロ級なのに上手いのに何故もっと有名になれないのだろう」という人を沢山見てきました。社会人になりマーケティングを学んで初めて、「そういう人には、このテクニックが足りないんだ!」と思ったのです。
この仮説を実証するために、私は、無謀にも31歳子持ちの会社員にして歌手活動を始めました。というよりは、ずっとやってみたかったけれど、チャレンジする勇気がなかったのです。
音大卒でIT企業でマーケティングをしているというおかしな経歴の人もあまりいないでしょうから、それを逆手にとってチャレンジしてみようと思っています。
ニーズを調査した上で、自分にはどのような価値が提供できるか、そうしてできた音楽をどのようにプロモーションするか、大学や会社で今まで学んできた全てを使ったら何ができるのか試してみたいと思います。
また、私は楽曲制作のスキルはありません。全てを一人で行うのは無理なので、ミュージックプラネットというプロジェクトに参加してサポートしていただいています。
ここで、ブログを見つけていただいたのも何かのご縁です。私が立てた仮説が皆さんのお役に立つように精一杯頑張りますので、温かく見守ってくだされば嬉しいです。