- オーディションを受けたいがネガティブな口コミが多く悩んでいる
- オーディションに参加したら強引に勧誘を受けないか心配
- チャレンジしたいが歌が下手なので悩んでいる
- 合格はしたがプロジェクトに参加するべきかどうか迷っている
最近、Web上でよく見かける”ミュージックプラネット”というオーディションの広告。「やってみたい!けど怪しい…」というのが世の中の本音のようで、私のブログもこの記事のアクセス数がダントツに多いです。
実際に、ミュージックプラネットと調べると、「詐欺」「怪しい」「やばい」などの候補や、ネガティブな口コミが多くて心配になってしまった人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、MUSIC PLANETは”やばい詐欺”という訳ではありませんが、そう簡単に歌手として有名になれるほど音楽業界は甘くないというのが真実です。
私は肯定派ですがビジネスモデルとして改善の余地ありと感じる部分はあります。なので「詐欺」という噂が出回るのは仕方ないかなとも思います。
実際にミュージックプラネットに参加して、楽曲配信までの全てのプログラムを終えてみての感想を交えつつ、以下で詳しく解説していきます。
ミュージックプラネットは怪しい事務所?
ミュージックプラネットとWeb検索すると、「怪しい」「やばい」などのネガティブな予測ワードが出てきます。この理由は、ミュージックプラネット=芸能事務所という間違った認識の口コミが多く出回っているせいです。
ミュージックプラネットは芸能事務所や養成所ではありません。簡単に説明するならば、”歌手になりたい人を応援する新しいサービス”と認識するのがいちばんギャップが少ないと思います。
そのような観点から、ミュージックプラネットをおすすめできる人と、できない人を、私なりにまとめると下記のようになります。
ミュージックプラネットをおすすめできない人
- 武道館でのライブやテレビ出演等“芸能人”として有名になりたい人
- アーティスト業で生計を立てたい人
ミュージックプラネットをおすすめできる人
- 個人で音楽活動をするためのノウハウを知りたい人
- 表現したい思いはあるが楽曲制作のスキルがない人
- 歌手になるという夢を諦めて大人になってしまい後悔している人
“歌手になりたい人を応援する新しいサービス”の詳細については、下記の記事にまとめています。
ミュージックプラネットはオーディション商法?
もう一つ、ミュージックプラネットの関連でよくWeb検索されているものに、「オーディション商法」があります。
このような勘違いが多く起こっている原因は、ミュージックプラネットというプロジェクトに参加するために費用がかかるからです。
前述の通り、ミュージックプラネットは”歌手になりたい人を応援する新サービス”なので、芸能事務所とは、アーティストの立ち位置が変わってきます。
言葉を選ばずわかりやすいように説明すると下記のようになります。
芸能事務所の場合
- アーティスト=商品
ミュージックプラネットの場合
- アーティスト=顧客
「せっかくオーディションに合格したのに、ただの金づるか・・・」とガッカリした人も多いと思います。
もちろん、全員合格にして参加費用をだまし取っているとしたら、オーディション商法に該当しますが、ミュージックプラネットは不合格者の方が多いのでオーディションは公平におこなわれていると思われます。
根拠については下記の記事にまとめてあるので気になる方は読んでみてください。
ミュージックプラネットの合格率
ミュージックプラネットの合格率は、おそらく15倍程度と推測できます。
15倍というそれなりに高い倍率に見えますが、スマホで簡単に参加できる手軽さから冷やかしの人もいると思いますので、そういう人を除けばもう少し倍率が低くなるはずです。
大手事務所のオーディションは倍率2000倍は当たり前の世界なので、それと比べたらチャンスは多いですが、逆を返せばそこそこの実力でも合格できるということになります。
合格したからといって「歌手になれる!」と舞い上がらず、ネガティブな面も理解した上で、自分にとって本当に必要かどうか冷静に判断して参加することが大切です。
ミュージックプラネットのプロジェクト参加するのに費用がかかるのは本当か?
ミュージックプラネットは、
「歌手になりたいけど何をしたらよいかわからない」
という世の中のニーズに対して、楽曲や配信代行、プロモーションサイトの作成などという価値を提供して利益を得ているので、お金がかかるのは当然です。
ここを理解していない方が多いので、「やばい」「怪しい」「詐欺」などの悪い口コミが広がってしまうのだと思います。
事務所に所属してもデビューできずに契約終了ということもあるようですし、必ず楽曲を提供してもらえるというのは魅力ではないでしょうか。
費用については人それぞれ感じ方が違うと思うので、「10大特典全て自分で行うといくらになるのか?」下記の記事にまとめたので、気になる方は読んでみてください。
ミュージックプラネットの活動だけでプロとして生計を立てることは可能?
事務所に所属して歌手になれば、事務所からお給料をもらいながら活動できます。しかし、ミュージックプラネットに参加して作ってもらった一曲だけで、生計を立てることは不可能です。
それどころ高額な参加費用をペイすることすら難しいのです。個人が音楽活動でどのようにお金を稼ぐのか、なぜミュージックプラネットの活動だけで生計立てられないのかについては、詳しくは下記の記事をお読みいただければと思います。
ミュージックプラネット出身者のその後
ミュージックプラネットの活動だけで生計を立てるのは難しいですが、プロジェクトで作ってもらった楽曲を武器に、事務所の所属を目指すという道はあると思います。
自分で作曲や楽器ができなくても歌手を目指すことができるのはミュージックプラネット最大のメリットと言えます。
SNSがきっかけで注目される歌手も増えてきていますので、一曲でも持ち歌があるというのは、武器になります。
ミュージックプラネット出身のアーティストのその後の活動については、下記にまとめてあるので、気になる方は読んでみていただければと思います。
歌が下手でもミュージックプラネットのオーディションを受けて良いか?
「歌が下手だし自信ないな」とか「無理やりプロジェクトに参加させられたらどうしよう…」思う人もいますよね。
しかし、そこは心配ありません。ミュージックプラネットは辞退もできます。また、審査の際にその人のバックボーンや歌への想い入れも見ています。
歌は下手でも「とにかく自分の歌を歌いたい」という強い意志があれば合格の可能性があるのです。
合格の基準や、合格の秘訣について、体験談をまとめてあるので参考にしていただけたら嬉しいです。
また、ミュージックプラネット出身アーティストの楽曲を聴きたい方は、下記にまとめましたので是非、読んでみてください。
冷静に判断するのが正解
ミュージックプラネットは悪質なものではありませんが、歌手になる近道でもありません。
ミュージックプラネットに参加するのであれば、主導権を握るのは自分でプロジェクトスタッフの皆さんはあくまでサポート役と考えるのが良いと思います。参加するのが無駄になるかどうかのカギを握っているのは自分です。
参加するかどうかの決め手は「参加費」をどう捉えるかだと思います。リスクと捉えるのであれば参加はしない方がいいです。歌手活動のコンサルと捉えて納得して対価を払える人に向いているプロジェクトだと思います。
まとめ:参加してみた感想
さまざまなご意見があると思いますが、私は参加してみてよかったと思っています。
一曲が出来上がるまでのプロセスを知ることができ、世の中でヒットしている曲の歌い手、制作・宣伝に携わった方々がどれだけ凄いか身をもって感じることができました。
参加する前と後では、自分の世界が広がったと感じています。参加費も貴重な体験に対する対価と考えれば、私は妥当だと考えています。
しかし、本当に歌手としての成功を夢見ている人は、現在の王道「プロダクションに所属する」「できなければ諦める」の方がリスクは少ないです。
特に、若い方への老婆心ですが、ローンを組んでまで参加費を調達しようと考えているのであれば一歩立ち止まってミュージックプラネットへの参加が本当に必要か考えることをおすすめします。
自分で手軽に情報発信をできる時代なので、YouTubeチャンネルを開設してみるとか、その他SNSでライブの集客をするなど、低リスクでできる活動方法も併せて検討してみてはいかがでしょうか。
楽曲も完成したので、参加するかどうかの指標として参考にしていただければと思います。