歌手を志している人の中には、最近SNSなどでよく見かける、ミュージックプラネットのオーディションが気になっているという方もいるのではないでしょうか。しかし、WEBで検索してみると悪い口コミも多くためらってしまいますよね。
参加費用は妥当なのでしょうか?そもそも、なぜ高額なのでしょうか?10大特典を自分で行うといくらになるのか調査してみました。
費用がかかる仕組みが気になる方は、下記の記事がおすすめです。
ミュージックプラネットの10大特典を自分でやった場合の費用は?
ミュージックプラネット特典①|オリジナル楽曲制作
依頼する場合
得意を売り買いでお馴染みのココナラで調べたところ、オリジナル楽曲の制作費用は安いもので1万5千円からありました。プロに依頼した場合の費用は10万円〜という感じでピンキリのようですね。
自分で作曲する場合
自分で作曲をする場合は、専用の機材やソフトが必要となります。これらを全て揃えると安い物を選んだとしても10万円くらいの費用がかかります。また、自分で作るとなると作曲の知識や機材やソフトを使うための知識も必要になりますね。
また、どちらを選んだとしてもレコーディングには別途費用が発生します。
ミュージックプラネット特典②|ボイストレーニング
こちらも費用はピンキリです。私が音大の時にお世話になっていた先生に声楽のレッスンを受けていた時は、1レッスン1万円でした。安いところだと1レッスン3000円程度からありそうです。悪徳な教室や先生もいるので気をつけて選んでください。
ミュージックプラネット特典③|カラオケ配信
フリクルというサービスを使えば、オリジナル曲を全国のJOYSOUNDで歌えるようにすることができます。費用は1曲15,000円〜です。他にも無料で登録できるサービスもあるようです。
ミュージックプラネット特典④|アーティスト写真撮影
こちらは、1カットで大体4千円〜3万円位が相場のようです。また、ヘアメイクをセルフで行うかプロに頼むかでも金額が変わってきます。ヘアメイクをプロに頼んだ場合は追加で1万円程度と考えれば良さそうです。
ミュージックプラネット特典⑤|専属マネージャーのサポート
こちらは個人で行えば無料ですね。しかし、個人でやるということは、レコーディングやライブなどのスケジュール管理や進捗管理も自分で行わなければなりません。
ミュージックプラネット特典⑥|世界中にWEB配信
現在は、「デジタルディストリビューター」という音楽配信代行サービスが色々あり、手数料を払えば誰でも簡単に世界中に音楽配信できるようです。それぞれのサービスによって手数料や楽曲売上の還元率が違うようなので、比較検討が必要です。現在、最も代表的なサービスは「TuneCore Japan」で、1年間シングル1,410円という料金設定のようです。
ミュージックプラネット特典⑦|LIVE支援
これが何を指しているのかよくわからないのですが、ステージでの演出や受付スタッフでしたら、ライブハウスでもやっていただけるはずです。
ミュージックプラネット特典⑧|オリジナルWEBサイトの公開
サイトのページ数にもよるのですが、プロに依頼するのであれば安くて30万円ほどの費用がかかります。しかし、これは殆ど制作のための人件費です。つまり、自分で作れば無料で作ることも可能です。wixというサービスを使えば専門知識がほとんど無くても作れますよ。
ミュージックプラネット特典⑨|専用ライブハウスの永久無料使用権
ミュージックプラネットの専用ライブハウスは渋谷にあります。渋谷にあるライブハウスを貸切にした場合の費用を調べたところ、安いところで5h10万円〜です。チケット代を2千円にしたとして、50人はお客さんを集めないと赤字になりますね。ライブ活動にもそれなりに費用がかかるので、ここはミュージックプラネットの大きなメリットと言えそうです。
ミュージックプラネット特典⑩|プロデューサーとの個人面談
ミュージックプラネットに参加しているプロデューサーは、皆様一流の方ばかり。おそらく個人からの依頼はどれだけの費用を積んでも受けてもらえないと思うので、こちらもミュージックプラネットに参加するメリットだと思います。
ミュージックプラネットの10大特典を個人で行った場合の費用総額は?
無料でできるものは無料で行い、費用が掛かるものも品質などは関係なくいちばん安くできる手段を選んだ場合にかかる費用は20万円あれば十分のようです。それなりの品質を求めた場合の費用は60万円くらいになると思います。
また、ライブ活動にもそれなりに費用がかかるので、ライブ活動を沢山行いたい方にとっては専用ライブハウスの永久無料使用権というのはかなりのメリットと言えそうです。有名プロデューサーに楽曲提供してもらえる点も個人での活動にはないメリットですね。
ミュージックプラネットの参加料金はなぜ77万円もかかるのか?
「自分で行えば、ミニマム数万円でできることに、なぜ高額な料金を払わなければならないのか?」
これは、疑問に思った方も多いはずです。
おそらく、一番の理由は“品質”です。プロジェクトに参加して作成してもらえる楽曲は1曲だけですし、これだけでは生計は立てられません。なんだか無駄な気がしてしまっている人もいるのではないでしょうか。
しかし、この1曲に価値があるのだと私は思っています。数多くの有名アーティストを手掛けてきたプロデューサーの楽曲はもちろん、1曲が出来上がるまでのプロセスをプロと同じように経験できるということは、一流のノウハウを盗めるということを意味しています。
プロジェクト終了後も個人で音楽活動を続けるならば、手探りで活動するよりも近道になるはずです。
もちろん、メリットもあればデメリットもあるので、下記の記事も参考にしてみてください。