最近、ミュージックプラネットの“卒業生”というキーワードで検索をする人が増えているようです。ミュージックプラネットとWEB検索すると、予測候補に「卒業生」や「卒業後」と出てきます。ミュージックプラネットが養成所や学校ではないと理解している人は、「一体これはどういう意味だろう?」と気になっているのではないでしょうか。
おそらくこれは、ミュージックプラネットに参加するかどうか悩んだときに、出身のアーティストがその後どのように活躍しているのかという事を判断基準にする方が多いのではないかと思います。
そこで今回は、ミュージックプラネットに参加するかどうか悩んでいる方に向けて、「卒業生(出身アーティスト)」のその後の活躍について調べてまとめてみました。
ミュージックプラネット卒業生の誤解
私もミュージックプラネットに参加するにあたり色々な人のブログを読んだのですが、「ミュージックプラネット=養成所,学校」という誤解がかなり多くされているようですね。おそらく、”新人発掘オーディション”と謳っているので、新人を育成する所という誤解が生じているのだと思います。
しかし、そこを誤解したままミュージックプラネットのプロジェクトに参加してしまうと、イメージとのギャップに後悔するかもしれません。なぜなら、ミュージックプラネットは学校でも養成所でもないので、手取り足取り歌手になるための“技術”や“ノウハウ”を教えてくれるわけではないのです。
なので、厳密に言えば「卒業後」や「卒業生」という概念はありません。さらに、事務所でもないので所属という考え方もありません。「じゃあ一体何なの?」と思った方は、ぜひ下記の記事を読んでみてください。
ミュージックプラネット「卒業生」の活躍
YouTubeでミュージックプラネット出身アーティストと検索すると、何人かの方のミュージックビデオが出てきました。10大特典にはふくまれていなかったのですが、一部の人はミュージックビデオも作ってもらえるということでしょうか?
そのあたりについても今後調べてみようと思います。今回は、公式サイトでも推している2名のアーティストについてまとめてみました。
かなわない恋(mieko)|ミュージックプラネットから全国デビュー
ミュージックプラネット出身のアーティストmiekoさん。現在は全国デビューを果たし、「かなわない恋」というユニット名で活動しているようです。2019年2月にはフジテレビ系「魔女に言われたい夜〜正直過ぎる品定め〜」のエンディングテーマに起用されたり、同年4月にはテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」のエンディングテーマに起用されるなど、大活躍されているようですね。
とても変わったユニット名ですが、Billboard Japanのインタビューによると、スタッフから提示された数ある候補の中からいちばん嫌なユニット名として選んだのが「かなわない恋」だったとのこと。歌のコンセプトもわかりやすいですし、インパクトがあって素敵なユニット名ですね。
canaho(K∀N∀HO)|サマソニ2019出演
もう御一方、MUSIC PLANET出身で活躍しているアーティストとして有名なのがcanaho(K∀N∀HO)さん。SUMMER SONIC 2019 のTikTok Spotlightステージに出演したそうです。
「TikTok Spotlight」とは、公式サイトによると”才能溢れるミュージシャンの夢を応援するプロジェクト”とのことです。このオーディションのファイナルステージとして、SUMMERSONIC2019内TikTok Spotlightステージにてライブを披露したようです。
そのライブ審査に加え、LINE MUSICでの再生回数なども考慮の上、審査を実施し、最終審査に選ばれたミュージシャンにはメジャーデビューのチャンスやTikTokがグローバルにアーティスト活動をサポートするなど様々な特典が与えられるとのこと。
詳しいことはわからなかったのですが、おそらくご自身でエントリーなさったのだと思います。ミュージックプラネットの楽曲をどのように活かすかは、自分次第という事ですね。
ミュージックプラネットとの関わりはずっと続く
先ほども書いたようにミュージックプラネットに「卒業後」や「卒業生」という概念はありません。楽曲制作などは一度きりのようですが、ミュージックプラネットが運営するライブハウスは永久に無料で使用できるなど、参加者とミュージックプラネットの関わりはずっと続いていくようです。
ミュージックプラネットのプロジェクトに参加するためには費用がかかりますが、楽曲配信までの一通りの工程が終了したら“卒業“という事ではないと考えればお得なプロジェクトかもしれません。しかし、今のところ誰もが知っている有名人は輩出されてないので、もしあなたの目的が「歌手として有名になること」だとしたら、リスクの高い投資かもしれません。
実際に参加してみて、“歌手になりたい”という夢を持つ方々の力になりたいという気持ちは本物だと感じますが、ミュージックプラネット側も発展途中です。参加したからといって有名になれる保証はどこにもありません。
なので、とにかく「有名になりたい」という方は、大手事務所の所属を目指した方がリスクは少ないかもしれません。今までの音楽業界になかった新しい試みとして、ミュージックプラネットのプロジェクトに共感し、一緒に頑張れる方にとってはとても楽しい経験ができると思います。出身アーティストの楽曲も集めてみたのでよかったら聴いてみてください。