夫婦喧嘩はだれにでもあるなんて言いますが、人生で一度も喧嘩したことがない場合、初めての夫婦喧嘩になったらどうしたら良いのか戸惑ってしまいますよね。実際、大学生の約2割もの人が、人生で一度も喧嘩をしたことがないというデータもあります。
私も実は、小学生以降は喧嘩したことがなく、久しぶりの喧嘩が夫婦喧嘩だったので、怒り方もわからない、仲直りの仕方もわからない、第一相手はどれくらいの怒りを持っているのかわからないという状況で戸惑ってしまいました。
夫婦喧嘩は必ずしも悪いことではありません。そして、誰にでもあることです。そこで今回は、喧嘩初心者に向けて、上手な喧嘩と仲直りについて記事にしてみました。
夫婦喧嘩で大切なのは勝ち負けではない
夫婦喧嘩がこじれる時は、「どっちから喧嘩を始めたか」などくだらないことにお互いがこだわってしまうことが原因です。
ここで、押さえておきたいポイントは、夫婦喧嘩で勝ち負けはどうでも良いということです。もし、片方がイライラして喧嘩が始まったとして、「八つ当たりするなんて最低」と、正論でねじ伏せたとして、ねじ伏せられた相手は気持ちよく仲直りができるでしょうか。
人は図星のことを言われると余計に逆上してしまう生き物です。もし、100%自分が悪くない時でも、謝らせるだけでは問題は解決しません。相手のイライラの原因が自分でないとしても、その原因を一緒に解決するくらいの思いやりが大切です。
人格否定するされても悲しまない言い返さない
喧嘩に慣れてないと尚更、人格を否定されるようなことを言われると悲しくなってしまいますよね。そういう時は、売り言葉に買い言葉で人格否定するような言葉を返してはいけません。
喧嘩がヒートアップして収拾がつかなくなります。こういう時は、どちらかというと冷静な方が、大人になって収めるしかありません。相手を侮辱する代わりに、「そんな酷いことを言われたら悲しい」という素直な気持ちを相手に伝えましょう。きっと、冷静になった時に、悪いことをしてしまったと思ってくれるはずです。
また、相手は頭にきているからつい心にもないことを言ってしまうのであって、それが本音ではありません。私も夫と初めて喧嘩した時に、「お前はいつも考えが甘い。浅はかな人間だ。」とか、「お前みたいなメンヘラが平気な顔して人を殺すんだ!」と言われて、すごく傷ついたのですが、本人は言ったことすら覚えておらず…
覚えていないことに腹が立つのですが、ポジティブに考えれば、そんなこと思っていないということ。喧嘩の時に言われたことはまに受けず、根に持たず、水に流しましょう。
何か原因がある時は冷静になってから話しあう
きっかけがあって喧嘩になったとしても、喧嘩に発展してしまった後では、もうお互い冷静ではありません。こういう時は、一度距離を置いて、頭の整理ができてから話し合うのが正解です。
顔を合わせるとイライラしてしまう場合は、家を出てもホテルに泊まったりしても問題ありません。喧嘩に慣れていないと相手が怒った時に、嫌われたのではと焦ってしまい、仲直りを急いでしまいますが、イライラしてる相手に話しかけても、余計に傷つくだけです。
相手も、あなたの全てが嫌いになって怒っているわけではありません。その時の、言動なのかもしくは理由もなくイライラすることもあります。ここは、心配せずに距離をとって、冷静になってからイライラの原因と解決策を話し合いましょう。
仲直りの方法にこだわらない
喧嘩に慣れていないと、仲直りは「ごめんね」と言うものというイメージがあるかも知れませんが、照れ臭くて「ごめんね」が言えない男性は結構多いもの。
謝ってもらわないと、なんだか気が済まないと思うのですが、謝罪の気持ちを態度から察して許してあげることも大切です。
これからも2人仲良く暮らすためには、怒りをいつまでも引きずらず、相手の機嫌がなおったら、それで終わりにすると良いと思います。