歌手になりたいと考えている方の中には、ミュージックプラネットのオーディションが気になっている人もいるのではないでしょうか。
ミュージックプラネットに参加すると、楽曲提供やボイストレーニングなど歌手になるために必要なことを一気通貫で提供してもらえます。しかし、プロジェクトに参加するためには費用がかかりますし、実際の品質はどうなのだろうと気になりますよね。
そこで今回は、ミュージックプラネットのボイストレーニングを受けてみて効果があったかどうかについて記事にしてみました。
ボイトレって何をするの?
ボイトレとは、皆さんご存知の通りボイストレーニングの略ですね。守秘義務があり、ミュージックプラネットのプロジェクト内容については詳しく書けないので、一般的にボイトレとは何をするのかまとめてみました。
ボイストレーニングの教室では、基礎練習として発声を行った後に楽曲を使ったレッスンをするのが主流です。
発声練習は、さまざまな音型、リズムで半音ずつ上がったり下がったりスケール練習をするのが一般的で、母音やカ行、ハ行、パ行などを使って行います。この練習は、声域を広げたり、声を安定させるのに効果的です。また、滑舌がも良くなることから日常生活に活かす目的で、ボイトレを始める方もいるようです。
発声練習の後は楽曲練習に移ります。これは、自分が好きな曲だったり、先生が選んだ課題曲だったり教室によって異なります。他にも基礎練習として、声楽のレッスンでおなじみのコンコーネなどの教則本を用いた練習を行う教室もあるようです。
ミュージックプラネットのボイトレも大体このような流れと思っていただければイメージ通りだと思います。
ミュージックプラネットのボイストレーニング効果は?
レッスンで行う内容に差がなくても、先生の教え方によって成長に差が出ますよね。お金を払ってプロジェクトに参加して、果たして効果があるのかは気になるところだと思います。
結論から言うと私にとっては効果がありました。何が良かったかというと、講師の先生が私の声質や悩みを理解した上で適切なアドバイスをくれたからです。
学生時代、声楽のレッスンを受けている時から、声が籠ってしまうのが課題でしたが、課題を克服するための練習ノウハウを教えてもらったことで、効率よく自主練習ができ、クリアな発声になってきました。
私は小さい頃から習い事で楽器をやってきましたが、お金の為だけにレッスンをしているような方にも何人か出会いました。わかりやすく的確なアドバイスをできる先生は貴重ですし、とても質の良いレッスンだと感じました。
なぜ、「私にとっては」という書き方をしたかと言うと、歌の上達において先生との相性がかなり大切だと思うからです。私に合ったからていたからといって他の人にも合うとは一概には言えません。
ミュージックプラネットのメリットは、歌手になるために必要なプロセスを一気通貫で提供してくれるところですが、ボイトレの提携先も決まっているので、先生を選べないのはデメリットと言えるかもしれません。
今すでに信頼できる先生についてレッスンを受けている場合は、不要だと感じるかもしれませんね。
ミュージックプラネットのボイトレで必ず歌が上手くなるのか?
ミュージックプラネットの特典に含まれるレッスンは数回ですから、楽曲のクオリティを上げたいと考えるのであれば日頃の自主練習が大切です。
私自身の経験から、ミュージックプラネットに限らず誰かに引き上げて貰おうと考えているうちは上達はできないと思います。レッスンでは上手くなるためのノウハウは教えてもらえますが、実践して習得するのは自分です。アドバイスを自分なりに整理して身につける努力をしない限り、どんなに優秀な先生についても上手くなることはできません。
ミュージックプラネットは、歌手になるためのノウハウを提供して利益を得ている訳ですから、お金を取ること自体は悪いことではありません。やることをやってくれているのですから、思い通りに楽曲が仕上がらなかったとしてもそれは自分の努力不足です。それを理解した上で参加しないと費用が無駄になってしまうと思います。
これはあくまで私の考えです。「参加費用を払っているのに、教え方も下手だし全然上手くなれなかった」と思う人もいるかもしれません。頑張って働いて貯めたお金を投資したので、人のせいにせず自分の納得いく結果が残せるようにしたいと思っています。
ミュージックプラネットに参加するかどうか迷ったら
もし、借金までして参加しようと思っているのであれば、一度良く考えてみてください。ミュージックプラネットに限らず、世の中には確かな事などないのです。プロジェクトに参加した結果が思ったようなものでないとしても、自分でした選択だからと納得することができるでしょうか。
ミュージックプラネットに参加して感じたこととして、プロジェクトに携わる皆さんの「歌手を目指す沢山の人にチャンス」をという想いは本当だと思いました。しかし、ミュージックプラネットもまだ発展途中です。誰もが知っているような有名アーティストを輩出できるかどうかはミュージックプラネット側も模索中というところではないでしょうか。
この熱意にかけて一緒に頑張るか、又は別の道を選ぶか、ミュージックプラネットのプロジェクトがブラッシュアップされてから参加するかなど選択肢は様々です。悔いのないように、メリットデメリットを理解した上で決断することをおすすめします。